ラップの上達法

知らなければ恥をかく!?ラップ、HIPHOP用語の基礎知識

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こんにちは。ラップスクール講師・ラッパーの
剣心(ケンシン)、SY(エスワイ)です。

ラップに対して、
「意味がわからない言葉が多い。」
というイメージの方は多いですよね。

ラップは、HIPHOP4大要素のひとつであることから、HIPHOPという文化に多大な影響を受けています。
ラップの歌を聴いていて、
「○○」ってどういう意味!?
と、聞き慣れない言葉に疑問に思ったことはないでしょうか?

僕自身、カラオケでラップの歌を歌ったとき、友人に突然「verse(ヴァース)って何?」と質問され、答えが解らずに恥をかいた事もありました。

「どうしてもラップに詳しくなりたい…!」
その一心で僕は、ラップスクールへ通いました。
講師の方は、HIPHOP界を代表するラッパーのACE(エース)さんと掌幻(ショウゲン)さんでした。
2人は何も知らない僕をみかねたのか、
ラップの曲に多く使われる、
HIPHOP用語(スラング)を教えてくれました。

これをマスターすることで、HIPHOP用語に対して理解が深まり、ラップの歌詞がどんどん好きになりました。

それだけでなく、
友人にHIPHOP用語を教えたところ、周りの友人達が日常会話のなかでHIPHOP用語を使うようになりました!
そして、
「ラップに詳しい人=僕」
というイメージが広がっていったのです!

そこで今回はラップの初心者向けに、
ラップの歌詞が数倍楽しめるようになる、基礎的なHIPHOP用語の説明をしていきたいと思います。

歌詞に関するHIPHOP用語

ラップの曲の構成を理解する上で特に、
重要なHIPHOP用語(スラング)です。

・lyric(リリック)
歌詞のこと。
〈使い方〉
「新しいlyricを書いた」

・verse(ヴァース)
ラップのパートのこと
〈使い方〉
「剣心のverseがカッコいい」

・hook(フック)
歌詞のザビのこと
〈使い方〉
「この曲のhookのメロディが好き」

・サンプリング
既存の曲などの気に入った部分を切り取って自分で使ったり、それをもとに作曲すること。
〈使い方〉
「この曲のこの部分をサンプリングしてみた」

日常的に使えるHIPHOP用語

ラッパー同士が日常的に使っている、
HIPHOP用語(スラング)です。

・a.k.a.~ (エーケーエー ~)
~として知られている、
「also know as」と同意
〈使い方〉
「エスワイa.k.a.デニムお兄さん

・dis(ディス)
他人をけなすこと。
「disrespect」と同意。
〈使い方〉
「そんなにおれのことdisらないで」

・big up(ビガップ)
感謝、尊敬
〈使い方〉
big upロケット逆上がり!」

・chill(チル)
リラックス、くつろぐこと
〈使い方〉
「この曲chillビートだよね」
「あのベンチでchillしようぜ」

・my men(マイメン)
親友、マブダチ
〈使い方〉
「こいつはおれのマイメンだから!」

・represent(レペゼン)
(地元や所属を)代表すること
〈使い方〉
「おれが剣心、レペゼンロケット逆上がり」

・underground(アンダーグラウンド)
水面下で活動すること。
略して「アングラ」。反対語は「overground」
〈使い方〉
アングラからの叩き上げ」

・vibes(バイブス)
雰囲気、気合いのこと。
〈使い方〉
バイブス足んねえぞ!」

・wack(ワック)
ダサい、全くダメな。
〈使い方〉
「あいつはwackMCだな。」
※あいつはダサいラッパーだという意味

・パンチライン
決めゼリフ。MCバトルで使われる事が多い。
MCバトルにおいては、意味も筋も通っていて相手に大きなダメージを与えた韻や言葉のこと。
〈使い方〉
インパクトの強い歌詞を指して、
「この言葉パンチラインだよね!」

まとめ

ここまで紹介してきたように、
基礎的なHIPHOP用語(スラング)は、ラップの歌詞を理解する上でかなり重要となります。

この記事で紹介したスラングは初心者向けで、もちろん他にも沢山のスラングが存在します。

しかし、この記事で紹介したスラングを手始めに学んでいけば、必要な知識を習得することができます。
そうなれば、友人の間で
「ラップに詳しい人=あなた」
と周知される日も、決して遠くありません。

ぜひとも、ラップの歌詞を聴く際にスラングを探してみてください。
今までより歌詞が数倍楽しめるはずです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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