ラップの上達法

ラッパー必見!声帯を殺さないための飲み物、食べ物

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こんにちは。元ラップスクール講師・ラッパーの剣心(ケンシン)、SY(エスワイ)です。

皆さんは、ラップをする時に「声が出しにくい」って感じたことありますか?

僕がラップを始めた時もそんな事がありました。

初LIVEの直前、僕はとても緊張していました。

緊張を和らげるためにお酒を飲んだり。頭を活性化させようとミルク入りコーヒーをがぶ飲みしたり。

そうしてステージに上がって一曲、二曲目と歌っていくと…

「あれ?」

練習のようにラップできなくなり、声が裏返る等して、とても恥をかいてしまいました。

友達もたくさん呼んでいたのに!

LIVE後落ち込んでいる僕に、ラッパーの先輩が声を掛けてくださいました。

「普段通りできなかったのは、練習不足だけじゃなく食べ物にも関係があるよ」

と教えてくださいました。

その先輩の言う通り、口にするものを見直したところ声が出しやすくなり、次第にLIVEパフォーマンスにも自信が付きました。さらには、「ラップするために、声に気を使っていることがありますか?」と聞かれるようにまでなったのです。

 

そこで今回はラップ初心者の皆さんの為に、ラッパーが喉のために気をつけるべき食事を特別にお教えします。

ラップする時、喉に良い食べ物、悪い食べ物

水が1番ノドに良い

まず初めに、1番喉に良いものは「水」だと覚えておいてください。

その理由は、「良い痰が出るから」です。

どう良いのかというと、良い痰というのは喉の乾燥を防ぐ為、歌う時に良いのです。

濃すぎる痰は喉に絡まって歌いづらくなります。乳製品を摂った時に出たりしますよね。

 

水は、人間が生きるために必要な水分を取った後、やっと唾液腺にたどり着いて、良い唾液を分泌します。

だから水は取りすぎということはないのでたくさん飲んでください!

正し、熱すぎるお湯と、冷たすぎる水はやめてください。

熱湯は火傷の危険性があります。また、冷水は喉の筋肉を縮めてしまい、開かなくさせてしまうおそれがあります。

1番良いのは常温の水です。

本番中トイレに行きたくならないように、事前にきちんとお手洗いを済ませるのを忘れずに(笑)

ラップする時、喉に悪いものわ

アルコールの効果

クラブで当たり前にあるアルコール。普通のライブハウスにも置いてあります。

たしかにお酒は緊張を和らげる効果もあります。しかしその効果はごく数分です。後は眠くなっていったり、判断力が鈍ったり…

僕にも経験がありますが、お酒を飲んだためにLIVEのMCで当初言う予定のなかった余計なことを言って、場を盛り下げてしまったりするものです。

後は、お酒を飲むと喉が渇くと思います。それは声帯が渇いている証拠です。

声帯は空気を吸い込む時、一秒間に何回も擦り合わされています。そんな摩擦が起こっているところが乾いていたら…もちろん声帯を痛めてしまいます。

 

タバコがラッパーの喉に与える影響

次に、タバコが喉に与える影響です。タバコは葉を燃やして、その煙を吸いますよね。それは、熱い煙を喉に当てるということです。

その為喉が渇き、良い唾液がなくなるのです。

喉には2つの穴があります。

食べ物が通るところ、空気が通るところの2つの穴です。

歌う時は息を吸い込みます。そこに痛んでいる声帯があると考えてください。

当然、ラップに大切な長いブレスが持たなくなったり、声がかすれてみっともないったらありません。

喉を乾燥させると言う意味ではガムも同様です。 水分を持っていかれる物を日常的、または歌う前に摂るのは見直すことが肝心です。

これらの喉に悪いものをなぜ摂取するラッパーが多いのか。それは精神的に落ち着くからという理由もあると思います。

 

そんな方には、まず一度でいいので歌う前に摂取するのをやめて、ライブに臨んでみることをお勧めします。そのおかげで「今日は声がかすれていなくて聞き取りやすかったよ」とか、お客さんの評価が変わるかもしれません。

喉に悪いものを辞めた後のLIVEで成功例を一度作ってしまえば、自信は自ずと付いてくるハズです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事でお話しした通り、歌う前に喉を乾燥させてしまうもの、理性を無くさせてしまうものは、喉にもステージパフォーマンスにも悪い影響を与えます。

通常体が変化するのに10日間かかるというデータがあります。

まずは1つ1つやめてみて、その上でLIVEの時どのような反応があるか見てみましょう。

LIVEであなたのラップを聞いて、「喉のメンテナンスを教えてください」と聞きにくる後輩ラッパーも現れることでしょう。

この記事でお話しした喉に悪い食べ物を、是非頭に入れた上で普段から気をつけてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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