自分のラップや声が個性的に変わる練習法

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こんにちは。元ラップスクール講師・ラッパーの剣心(ケンシン)、SY(エスワイ)です。

ラップを始めると、自分だけのラップのスタイルを身に付けたい!と思いますよね。
僕がラップを始めた時もそうでした。友達とラップをしている時、「個性がなくて普通」と言われるのが一番嫌でした。

しかし、今回紹介する練習法を試したところ、仲間からは「独特だね」「他に聞いたことない」と言われるようになり、自分のラップスタイルを見つけることができました。

そこで今回は、ラップ初心者の方がラップにオリジナリティを出せるようになる練習方をご紹介します。

自分の声を知る

まず最初に、自分の声そのものを知ることが大切です。全く別の声を作るのではなく、元々持っている声を伸ばしていくことが大切です。
そのために自分の声を客観的に聴くことが大事です。

まずは簡単です。携帯についているレコーダーで録音して聞いてみてください。 まずは喋り声を録音してみましょう。
私は友達に許可をもらって一日中友人との会話を録音し、リラックスした自分の声を聞くことにしました。又は、バケツを被って声を出す、これも自分の声が跳ね返ってくるので、良い方法です。

その次にラップの声も録音します。これはサイファーの時に周りに許可を取って録音すると良いでしょう。自分のラップが思っていた通りではなかったり、色々な発見があると思います。

自分の声、喋り方の良い癖を知る

録音した自分の会話とラップを聴いてみて、自分の癖や声の好きなところ、嫌いなところをみつけてください。
例えば、あなたが独特な節回しで「ヤッホー」というのが口癖であれば、是非ラップに取り入れてみてください。英語で「wassup?」(調子どう?)とラップするのももちろんかっこいいですが、普段から染み付いた口癖はあなただけの個性であり、その分自信を持ってラップできるはずです。

又、注意することは、必ず他人の意見も聞くということです。自分の嫌いな部分が、逆に他人からは魅力的に聞こえることもあります。

たくさんのラッパーの曲を聴く

自分の声を知った後は、色々なラッパーの曲を聴いて声を研究しましょう。
もうやってるよ!という方もいるかと思います。
しかしここでいう聴くとは、そのラッパーのすべての母音や子音、息継ぎに集中するということです。なのでまずは1人のラッパーの、ひとつの曲を決めて聴き込むのをオススメします。
その際リリックをノートに写すことも大切です。そのラッパーが五十音一つ取ってもどのように発音しているか、どこで息継ぎしているか理解しやすくなります。最低でも歌詞カードを見ながら聴くようにしましょう。

10人のラッパーの真似をする

次は実際に10人のラッパーを選び、歌い方を真似してみましょう。

「オリジナリティを出すのに、真似するの?」笑 そう思った人もいると思います。しかし、誰からも影響を受けていないミュージシャンなど1人もいません。
まずラッパーの選び方ですが、あなたの尊敬する人、こうなりたいと思う人、なんでも構いません。しかし似通ったタイプのラッパーは選ばないこと。
後は、友達とラップしていると、「〜っぽいね」と言われることがあると思います。この時似ていると言われたラッパーも積極的に真似しましょう。声質の似ているラッパーは実際に真似しやすいからです。

真似の仕方

実際どのような手順で真似するかというと、
10人のラッパー各一曲ずつ選ぶ一緒に歌って真似する録音して聴いてみる
これだけです。
この時ポイントは二つイヤホンで曲を流しながら、その曲と自分のラップがまるで溶け合うようにピッタリ合わさるまで意識して歌うということ。ある一定の大きな声量を出しながら真似すること、です。
イヤホンで練習すると最初自分の声が聞こえず、全く同じ声を出せているような気がすると思います。その感覚を大事にしましょう。声量を出すのは口先だけのモノマネにならない為です。あくまでステージで使える声量で。

だんだん慣れてきたらイヤホンの片耳を外し、最終的にはスピーカーで流して歌ってみるといいでしょう。

最後の録音して聴いてみる、これはきちんとした録音環境でなくて構いません。携帯のボイスレコーダー機能で十分です。
ラッパーの声と、自分の声、交互に聴き比べてそっくりになるまで練習してください。

もしかしたら仲間から「〜みたい」と冷やかされることもあると思いますが、褒め言葉として受け取ってください。むしろ練習を頑張った自分を褒めてあげましょう。

だいぶ慣れてきたら、そこから最終段階です。今まで練習してきた曲を、真似することもスタイルもすべて忘れて好きなように歌ってみてください。これだけです。それを録音して聴くと、まるで足枷が外れたかのように、明らかに前よりオリジナリティに溢れているはずです

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事でお話しした通り、まずは自分の地声を知った上で、様々なラッパーの取り入れたい部分を実際に歌うことで吸収することが重要です。そこから自分オリジナルのラップスタイル、声の出し方を作っていきましょう。

今回お話した練習法を実践すれば、あなたの個性的なラップに憧れる後輩ラッパーが出来る日も遠くありません。是非、お試しください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。